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クイックスタート

このページでは、Tessa をインストールして最初のセッションを起動するまでを説明します。すべてのオプションと設定キーはガイドを参照してください。

Tessa は GNOME や KDE の中で起動するアプリではなく、Wayland セッションそのものです。作業を保存してログアウトしてから始めてください。

必要なもの:

  • Arch Linux、Ubuntu 26.04、または Wayland/DRM のグラフィックス環境が動作する Linux
  • ソースビルドの場合は Zig 0.17、wlroots 0.20、scenefx 0.5
  • ターミナル(Tessa の既定は kitty)
  • グラフィカルセッションにアクセスできる一般ユーザー(root で実行しない)

既定ビルドは scenefx を使い、GLES2 が必要です。VM や GLES2 を提供できない GPU では、後述の -Dscenefx=false の plain ビルドを使います。

ビルド依存を導入します:

ターミナルウィンドウ
sudo pacman -Syu --needed base-devel git zig wlroots0.20 scenefx \
wayland wayland-protocols libxkbcommon libinput pixman libdrm \
libseat libudev libegl libgles2 mesa cairo pango glib2

tessa-git パッケージをビルドしてインストールします:

ターミナルウィンドウ
git clone https://github.com/Keychrom/Tessa.git
cd Tessa/packaging/arch
makepkg -si

パッケージは tessa、tessa-panel、tessa-ctl、セッションエントリ、設定例、画面共有用ポータルセレクタをインストールします。

ターミナルを導入します:

ターミナルウィンドウ
sudo pacman -S --needed kitty

X11 アプリケーションを使う場合は、AUR の xwayland-satellite-git を導入します。任意の依存で、Wayland ネイティブのアプリはこれがなくても動作します。

最も簡単なのは 0.2.4 の amd64 パッケージです。最後の予定 .deb リリースで、現在の scenefx 既定ビルドを使う場合は 0.2.5 をソースからビルドします。

ターミナルウィンドウ
sudo apt update
sudo apt install curl
curl -fLO https://github.com/Keychrom/Tessa/releases/download/v0.2.4/tessa_0.2.4_amd64.deb
curl -fLO https://github.com/Keychrom/Tessa/releases/download/v0.2.4/SHA256SUMS
grep ' tessa_0.2.4_amd64.deb$' SHA256SUMS | sha256sum -c -
sudo apt install ./tessa_0.2.4_amd64.deb
sudo apt install kitty

現在の 0.2.5 ツリーを使う場合はソースビルドを参照してください。Ubuntu 26.04 には scenefx パッケージがないため、scenefx をソースから入れない場合は -Dscenefx=false でビルドします。

その他のディストリビューション

Section titled “その他のディストリビューション”

ソースからビルドを参照してください。既定ビルドには Zig 0.17、wlroots 0.20、scenefx 0.5 が必要です。plain wlroots シーンにする場合は -Dscenefx=false を付けます。

現在のデスクトップからログアウトし、ログイン画面で Tessa を選びます(GDM、SDDM、greetd、LightDM など)。

最初に TTY から試す場合は、テキストコンソールにログインして次を実行します:

ターミナルウィンドウ
tessa

Tessa は出力ごとにパネルプロセスを自動起動します。tessa-panel を自分で起動しないでください。終了は Super+Shift+E です。

Super は Windows キーまたは Command キーです。

キー 動作
Super+Return ターミナル(kitty)を開く
Super+D ランチャーを開く
Super+Q フォーカス中のウィンドウを閉じる
Super+1 … Super+9 ワークスペースを切り替える
Super+Shift+1 … 9 ウィンドウをワークスペースへ移動する
Super+H/J/K/L 左/下/上/右へフォーカス
Super+Space フローティングを切り替える
Super+F フルスクリーンを切り替える
Super+R 設定を再読み込みする
Super+Shift+E Tessa を終了する

ウィンドウをクリックするとフォーカスできます。バーのチップをクリックするとそのウィンドウへフォーカスし、バーの上でスクロールするとワークスペースを切り替えられます。完全な一覧は既定キーバインドを参照してください。

設定ファイルがなくても Tessa は動作します。設定例から始める場合:

ターミナルウィンドウ
mkdir -p ~/.config/tessa
cp /usr/share/tessa/config.example ~/.config/tessa/config

ソースツリーでは config/config.example を使います。

~/.config/tessa/config を編集したら Super+R で再読み込みします。確認:

ターミナルウィンドウ
tessa-ctl config-check
tessa --check-config ~/.config/tessa/config

最初に変えることが多いのは terminal = foot、font、壁紙色、bind = の行です。ウィンドウルール、レイアウト、エフェクト、パネル、キーの全一覧はカスタマイズを参照してください。

  • X11 アプリケーション: xwayland-satellite を PATH に導入するか、TESSA_XWAYLAND_BIN に絶対パスを設定します(AUR では xwayland-satellite-git)。
  • 日本語入力: fcitx5 と fcitx5-mozc を導入し、設定に startup = fcitx5 -d を追加します。X11 クライアントも使う場合は xim = true と xim_start = fcitx5 -d も設定します。
  • 画面共有: xdg-desktop-portal、xdg-desktop-portal-wlr、PipeWire を導入します。パッケージ版セッションではポータルセレクタもインストールされます。
  • Super+Return でターミナルが開かない: kitty を導入するか、terminal をインストール済みのターミナルに変更してください。
  • 「Failed to create renderer」で終了する: 既定の scenefx ビルドは GLES2 が必要です。-Dscenefx=false で plain ビルドを作り、WLR_RENDERER=pixman tessa で起動してください。
  • X11 アプリケーションが起動しない: xwayland-satellite を導入してください。
  • 角丸やブラーが出ない: tessa-ctl config | grep scenefx を確認します。scenefx 0 なら、実行中のバイナリは -Dscenefx=false でビルドされています。
  • 動作が重い: 設定で blur = false、shadows = false、animations = false にして Super+R を押してください。ブラーが最も重いエフェクトです。詳しくは描画・ゲーム機能を参照してください。
  • 設定が読み込まれない: tessa --check-config を実行し、ファイル名とパスを確認してください。
  • 解決しない: トラブルシューティングを見るか、GitHub で Issue を作成してください。